チュートリアル 3
(Room: 411/412)
Timing Closure for Ultra Deep Submicron Designs
(ウルトラディープサブミクロン設計のための
オーガナイザー:
Prof. Jason Cong (California
大学
Los Angels
校)
Dr. Patrick Groeneveld (Magma Design Automation)
タイミング・クロージャ(Timing Closure) とは論理設計時にレイアウトの影響を考慮し、タイミング設計の失敗による 論理設計の手戻りをなくそうという考えに基づく新しい設計メソドロジーであり、 ディープサブミクロンチップで必須の設計技術になってきている。 本チュートリアルでは、論理合成とレイアウトを有機的に結合し、 遅延最適化を実現するための様々な手法について解説する。 まず、現在のタイミングクロージャ技術について概説した後、新しい 論理合成テクニック、配置配線とタイミングの同時収束法、遅延最適化のための インターコネクト技術、配線幅の最適化とバッファ挿入法、クロックの管理法、 シグナルインテグリティへの対応方法など、ディープサブミクロンLSIに不可欠の 新しいロジックデザイン・フィジカルデザイン技術について解説する。 本チュートリアルは、論理設計者、レイアウト設計者、CADエンジニアのみならず、 プロダクトマネージャや最新のタイミング・クロージャ問題に関わる 研究者に好適である。